シャーロックホームズ(696)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。fad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpg

ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんか。そうであるなら、本ブログのパズルでトレーングしてみませんか。本ブログのパズルは、小説文中のいくつかの漢字が数列に置き換えられており、「訪問者は、数列解読して(数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直して)いくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができる」というものです。

さて、このパズルはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「瀕死の探偵(18回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「瀕死の探偵」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これと変換表をヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(と送りがな)に直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。




                           変換表

123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234


(9)これで中から閉ざされても平気だ。ハドソン夫人は廊下で待っていて、震えながら泣いていた。階段へ向かう途中、ホームズの高くか細い声で、譫言のような歌が聞こえてくる。下で辻馬車の呼子を吹いて待っていると、ひとりの男が靄(もや)のなかから近づいてきた。「ホームズさんの1233312四は?」と男は訊いてきた。古なじみのモートンだった。スコットランド・ヤードの警部で、ツイードの私服を着ていた。「重態です。」と私は答えた。モートンはいささか妙な顔で私を見つめた。目は刃物のようだが、それを見ず顔だけに明かり窓の光を当てたら、喜んでいるとも受け取れる、といった具合だ。「そんな話らしいですね。」と警部は言う。馬車がやってきたので、私はお暇した。ロウア・バーク街は立派な3423113四の連なった通りで、ノッティング・ヒルとケンジントンとのちょうど境目にあった。しかも馬車を寄せた家というのは、たいそうご立派なものらしく、古風な鉄柵、3033212361.53五な門扉、真鍮の造作、そして色電灯の放つ紫の光を背に受け現れた威儀ある執事に至るまで、見事にすべて調和していた。「はい、カルヴァトン・スミスさまはご在宅です。ワトソン博士、かしこまりました、名刺をお預かりします。」 私の102140303四な名前や肩書は、カルヴァトン・スミス氏に何の感銘も与えなかったようだ。半開きの扉から、威張り132116.531四高く鋭い声が聞こえる。「誰かねェ、こいつ? 何用? ふん、ステイプルズ、何度言ったらわかるの、研究の最中はボクの邪魔をするなってさァ。」 すると執事のなだめる声がかすかに120132二聞こえる。「だァから会わないって、ステイプルズ。そんなことでボクのやることは止められないよ。ボクは留守。そう伝えて。朝に出直せって、しつこいんならさァ。」再び穏やかな声。

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                               〰  おもしろ「ことば変換」〰                            gatag-00013787.jpg

左下「れんじろう」内に下の文をコピペし語を選択後、変換ボタンを押して読んでみよう。変換語によっては面白いですよ。



(9)これで中から閉ざされても平気だ。ハドソン夫人は廊下で待っていて、震えながら泣いていた。階段へ向かう途中、ホームズの高くか細い声で、譫言のような歌が聞こえてくる。下で辻馬車の呼子を吹いて待っていると、ひとりの男が靄のなかから近づいてきた。「ホームズさんの容態は?」と男は訊いてきた。 古なじみのモートンだった。スコットランド・ヤードの警部で、ツイードの私服を着ていた。「重態です。」と私は答えた。モートンはいささか妙な顔で私を見つめた。目は刃物のようだが、それを見ず顔だけに明かり窓の光を当てたら、喜んでいるとも受け取れる、といった具合だ。「そんな話らしいですね。」と警部は言う。馬車がやってきたので、私はお暇した。 ロウア・バーク街は立派な邸宅の連なった通りで、ノッティング・ヒルとケンジントンとのちょうど境目にあった。しかも馬車を寄せた家というのは、たいそうご立派なものらしく、古風な鉄柵、荘重な門扉、真鍮の造作、そして色電灯の放つ紫の光を背に受け現れた威儀ある執事に至るまで、見事にすべて調和していた。「はい、カルヴァトン・スミスさまはご在宅です。ワトソン博士、かしこまりました、名刺をお預かりします。」 私の貧相な名前や肩書は、カルヴァトン・スミス氏に何の感銘も与えなかったようだ。半開きの扉から、威張り腐った高く鋭い声が聞こえる。「誰かねェ、こいつ? 何用? ふん、ステイプルズ、何度言ったらわかるの、研究の最中はボクの邪魔をするなってさァ。」 すると執事のなだめる声がかすかに漏れ聞こえる。「だァから会わないって、ステイプルズ。そんなことでボクのやることは止められないよ。ボクは留守。そう伝えて。朝に出直せって、しつこいんならさァ。」再び穏やかな声。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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                                  〰   次のことばの読みを漢字の綴りに直してみよう 。〰


①ホームズさんのようたいは?、  ②立派なていたくの連なった通り、  ③ そうちょうな門扉、  ④ひんそうな肩書、  ⑤くさった、  ⑥もれ聞こえる、
                                                                                                                               








         
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