シャーロックホームズ(695)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。fad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpg

ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんか。そうであるなら、本ブログのパズルでトレーングしてみませんか。本ブログのパズルは、小説文中のいくつかの漢字が数列に置き換えられており、「訪問者は、数列解読して(数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直して)いくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができる」というものです。

さて、このパズルはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「瀕死の探偵(18回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「瀕死の探偵」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

                                                      ─〰〰  本日の問題  〰〰─            872685m.jpg


数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これと変換表をヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(と送りがな)に直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。




                           変換表

123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234


(8)消耗熱の11016.522140四141403261.5四になり、両目も以前より深くくぼみ、いっそうぎらぎらしている上に、冷や汗さえ額に認められる。とはいえ、それでも口調はいつもの慇懃(いんぎん)2221322三。息を引き取るまでずっと負けず嫌いでありたいのだ。「彼には、僕がどんな様なのか正確に伝えるんだ。」とホームズは言う。「思ったそのままの印象を伝えたまえ。なるほど、わからない。なぜ大洋の底一面が牡蠣(かき)で埋め尽くされないのか、あれほど多産の生物なのに。ああ、何を言っているのだ、僕は! 不思議だ、脳が脳を40314261.5四するなんて! 僕は何の話をしていた、ワトソン?」「カルヴァトン・スミス氏に私が何を言うか。「ああ、そうだった。僕の命はそれ次第だ。よろしく頼んでくれ、ワトソン。互いに相手をよく思っていない。氏は自分の甥を、ワトソン――始末したと僕は疑っていて、それとなく214012424四たんだ。その少年はむごい死に様でね。氏は僕を210310三している。なだめてくれ、ワトソン。頼んで、頭を下げてくれ。何とかしてここへ呼んでくれ。僕を救えるのは――彼だけなんだ!」「辻馬車に連れ込んでもいい、どうしても運ぶっていうんなら。」「そんな手はなしだ。口説いて来てもらうんだ。そうしたら先に帰ってくるんだ。一緒には行けないと何か口実を作って。忘れるな、ワトソン。へまはせぬように。今までも一度としてなかったが。間違いない、生物の増殖を妨げる自然の敵がいるのだ。君と僕は、ワトソン、自分の本文を果たしている。だから、世界を牡蠣などに蹂躙(じゅうりん)させてたまるか。いやいや、恐ろしい! 君は思うところをみんな伝えるんだ。」立派な賢者が一つ覚えの子どものようにわめき立てる姿に胸を詰まらせつつ、私は彼のもとを後にした。ホームズは私に鍵を手渡したので、安心して持ってゆくことにした。

123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234



                               〰  おもしろ「ことば変換」〰                            gatag-00013787.jpg

左下「れんじろう」内に下の文をコピペし語を選択後、変換ボタンを押して読んでみよう。変換語によっては面白いですよ。



(8)消耗熱の発疹も顕著になり、両目も以前より深くくぼみ、いっそうぎらぎらしている上に、冷や汗さえ額に認められる。とはいえ、それでも口調はいつもの慇懃無礼。息を引き取るまでずっと負けず嫌いでありたいのだ。「彼には、僕がどんな様なのか正確に伝えるんだ。」とホームズは言う。「思ったそのままの印象を伝えたまえ。なるほど、わからない。なぜ大洋の底一面が牡蠣で埋め尽くされないのか、あれほど多産の生物なのに。ああ、何を言っているのだ、僕は! 不思議だ、脳が脳を統御するなんて! 僕は何の話をしていた、ワトソン?」「カルヴァトン・スミス氏に私が何を言うか。「ああ、そうだった。僕の命はそれ次第だ。よろしく頼んでくれ、ワトソン。互いに相手をよく思っていない。氏は自分の甥を、ワトソン――始末したと僕は疑っていて、それとなく悟らせたんだ。その少年はむごい死に様でね。氏は僕を憎悪している。なだめてくれ、ワトソン。頼んで、頭を下げてくれ。何とかしてここへ呼んでくれ。僕を救えるのは――彼だけなんだ!」「辻馬車に連れ込んでもいい、どうしても運ぶっていうんなら。」「そんな手はなしだ。口説いて来てもらうんだ。そうしたら先に帰ってくるんだ。一緒には行けないと何か口実を作って。忘れるな、ワトソン。へまはせぬように。今までも一度としてなかったが。間違いない、生物の増殖を妨げる自然の敵がいるのだ。君と僕は、ワトソン、自分の本文を果たしている。だから、世界を牡蠣などに蹂躙させてたまるか。いやいや、恐ろしい! 君は思うところをみんな伝えるんだ。」立派な賢者が一つ覚えの子どものようにわめき立てる姿に胸を詰まらせつつ、私は彼のもとを後にした。ホームズは私に鍵を手渡したので、安心して持ってゆくことにした。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

Google

;                                                                               039416.jpg
         


                                  〰   次のことばの読みを漢字の綴りに直してみよう 。〰


①消耗熱のほっしん、  ②けんちょになり、  ③慇懃(いんぎん)ぶれい、  ④脳をとうぎょする、  ⑤それとなくさとらせ、  ⑥ぞうお
                                                                                                                               








         
☆☆+*⥃++⥃+*+⥃+⥃◀︎   更新日は4の倍数日  ▶︎+⥂+⥂+*+⥂*+⥂*+*☆☆






この記事へのコメント