シャーロックホームズ(673)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。bc134536c7a4d97f96399f55aa2053ac_l.jpg

ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんか。そうであるなら、本ブログのパズルでトレーングしてみませんか。本ブログのパズルは、小説文中のいくつかの漢字が数列に置き換えられており、「訪問者は、数列解読して(数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直して)いくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができる」というものです。

さて、このパズルはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。その全文を読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」をクリックしてください。水色の番号ををクリックすると、その段落に飛ぶことができます。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これと変換表をヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(と送りがな)に直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。




                           変換表

123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234


(119)やつらにまんまとまたそれをされるところでしたよ。ロンドン周辺ならどこでもぴったり後ろに。時には自分の馬車で追い、時には徒歩で、前者が212204140四でした。そうすれば向こうは逃げようがないでしょう? ただ早朝と深夜だけでは1124144三ませんから、上がりの支払いが滞り出します。それでも狙う男どもを手に掛けるまではと我慢しました。ところが、やつらとて頭が回ります。追いつかれる可能性を想定していたに違いなく、単独行動を避け、日没後にも外出しません。二週間のあいだ毎日馬車で付け狙いましたが、目の前で離ればなれになることはまずありません。ドレッバーといえばほとんどいつも酔っ払っていましたが、スタンガスンは一時も気を緩めることがなく。四六時中見張りましたがわずかな2312二も見えないのです。しかし私はくじけません。何となくそのときがもうすぐ来るような予感がしていたのです。ただひとつ怖いのが、胸のこいつが思ったより早く10113233三して、志半ばになることでした。果たしてある夜、トーキィ・テラス――やつらの下宿付近の通り名なのですが――そこら界隈で回していると、ちょうど下宿の戸口につく辻馬車を目にしました。たちまち荷物が運び出されて、しばらくしてドレッバーとスタンガスンがあとに続き、車が走り去ります。私は馬に鞭打って、やつらを見失わないようにしつつ、ひやひやしっぱなしでした。居所を変えるのではと気がかりで。ユーストン駅にやつらが着いたので、私は馬抑えに少年をつけて停車場の上までつけていきました。耳に聞こえたのは、リヴァプール行き列車を尋ねるやつらの声。それから車掌の今出たばかりで数時間は列車がないという返事。スタンガスンはそれに113434三ている様子でしたが、ドレッバーはむしろ喜んでいるようで。20116.5403四のなか近づいてみるとふたりのひそひそ話を漏らさず聞くことができました。

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                               〰  おもしろ「ことば変換」〰                            gatag-00013787.jpg

左下「れんじろう」内に下の文をコピペし語を選択後、変換ボタンを押して読んでみよう。変換語によっては面白いですよ。



(119)やつらにまんまとまたそれをされるところでしたよ。ロンドン周辺ならどこでもぴったり後ろに。時には自分の馬車で追い、時には徒歩で、前者が最善でした。そうすれば向こうは逃げようがないでしょう? ただ早朝と深夜だけでは稼げませんから、上がりの支払いが滞り出します。それでも狙う男どもを手に掛けるまではと我慢しました。ところが、やつらとて頭が回ります。追いつかれる可能性を想定していたに違いなく、単独行動を避け、日没後にも外出しません。二週間のあいだ毎日馬車で付け狙いましたが、目の前で離ればなれになることはまずありません。ドレッバーといえばほとんどいつも酔っ払っていましたが、スタンガスンは一時も気を緩めることがなく。四六時中見張りましたがわずかな隙も見えないのです。しかし私はくじけません。何となくそのときがもうすぐ来るような予感がしていたのです。ただひとつ怖いのが、胸のこいつが思ったより早く破裂して、志半ばになることでした。果たしてある夜、トーキィ・テラス――やつらの下宿付近の通り名なのですが――そこら界隈で回していると、ちょうど下宿の戸口につく辻馬車を目にしました。たちまち荷物が運び出されて、しばらくしてドレッバーとスタンガスンがあとに続き、車が走り去ります。私は馬に鞭打って、やつらを見失わないようにしつつ、ひやひやしっぱなしでした。居所を変えるのではと気がかりで。ユーストン駅にやつらが着いたので、私は馬抑えに少年をつけて停車場の上までつけていきました。耳に聞こえたのは、リヴァプール行き列車を尋ねるやつらの声。それから車掌の今出たばかりで数時間は列車がないという返事。スタンガスンはそれに慌てている様子でしたが、ドレッバーはむしろ喜んでいるようで。雑踏のなか近づいてみるとふたりのひそひそ話を漏らさず聞くことができました。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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                                  〰   次のことばの読みを漢字の綴りに直してみよう 。〰


①前者がさいぜんでした、  ②かせげません、  ③すきも見えない、  ④はれつして、  ⑤あわてて、  ⑥ざっとう、                                                                                                                               








         
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