シャーロックホームズ(661)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。fad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpg

ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんか。そうであるなら、本ブログのパズルでトレーングしてみませんか。本ブログのパズルは、小説文中のいくつかの漢字が数列に置き換えられており、「訪問者は、数列解読して(数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直して)いくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができる」というものです。

さて、このパズルはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。その全文を読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」をクリックしてください。水色の番号ををクリックすると、その段落に飛ぶことができます。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

                                                      ─〰〰  本日の問題  〰〰─            872685m.jpg


数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これと変換表をヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(と送りがな)に直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。




                           変換表

123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234


(107)獣は宙に跳ね、崖のへりで一瞬よろめくや真下の谷へどさりと落ちる。獣は運ぶには手に余るほどの2033312四があったため、ハンターは仕方なく片脚と脇腹の部分だけを切り取ることにした。手に入れたものを担いで帰る足を速める。もう日暮れに差し掛かっていた。ところが出るなりすぐさま困ったことになったと気づく。夢中のあまり見知らぬ谷まで入り込んでしまっていて、これでは来た道も易々とは見出し得ない。気づけば谷は幾重にも分かれ、どの谷も似通っていて見分けがつかない。そのひとつを一マイルも進むと山の急流へと出たが、どう考えても見た覚えのないところだ。違う道を来たのは明かで、別の道を行ってもみたが結果は同じ。夜はどんどんと近づき、ようやく見覚えある隘路(あいろ)のひとつへ至ったが、もはや真っ暗に近い。こうなっては元の道に戻るのも2241140三134201二だ。月が昇るのもまだで、左右の高い14114二が暗さを深めている。荷はじりじりと重く、過労で体力は3312二、歩くのもやっと。何とか気を保てていたのは、一歩ごとにルーシィへと近づいている、食料さえあれば残りの旅もこなせると、何度も反芻(ハンスウ)すればこそだ。そして自分が後にしたまさにその出発点へと31214130三着く。闇にあっても周囲の絶壁の影かたちからわかる。不安げに待っているはずだ、五時間近くも空けていたのだ、と若者は心10120311124四口を両手で囲い、着いたという合図に大きな山びこを響かせた。声を止めて返事に聞き耳を立てるが、おのれの叫び声のほか返ってくるものはなく、ものわびしい静かな谷あいにこだまするだけ、数え切れない響きが自分の耳へと戻ってくるだけだ。
123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234



                               〰  おもしろ「ことば変換」〰                            gatag-00013787.jpg

左下「れんじろう」内に下の文をコピペし語を選択後、変換ボタンを押して読んでみよう。変換語によっては面白いですよ。



(107)獣は宙に跳ね、崖のへりで一瞬よろめくや真下の谷へどさりと落ちる。獣は運ぶには手に余るほどの図体があったため、ハンターは仕方なく片脚と脇腹の部分だけを切り取ることにした。手に入れたものを担いで帰る足を速める。もう日暮れに差し掛かっていた。ところが出るなりすぐさま困ったことになったと気づく。夢中のあまり見知らぬ谷まで入り込んでしまっていて、これでは来た道も易々とは見出し得ない。気づけば谷は幾重にも分かれ、どの谷も似通っていて見分けがつかない。そのひとつを一マイルも進むと山の急流へと出たが、どう考えても見た覚えのないところだ。違う道を来たのは明かで、別の道を行ってもみたが結果は同じ。夜はどんどんと近づき、ようやく見覚えある隘路のひとつへ至ったが、もはや真っ暗に近い。こうなっては元の道に戻るのも至難の業だ。月が昇るのもまだで、左右の高い崖が暗さを深めている。荷はじりじりと重く、過労で体力は尽き、歩くのもやっと。何とか気を保てていたのは、一歩ごとにルーシィへと近づいている、食料さえあれば残りの旅もこなせると、何度も反芻すればこそだ。そして自分が後にしたまさにその出発点へと辿り着く。闇にあっても周囲の絶壁の影かたちからわかる。不安げに待っているはずだ、五時間近くも空けていたのだ、と若者は心弾ませ口を両手で囲い、着いたという合図に大きな山びこを響かせた。声を止めて返事に聞き耳を立てるが、おのれの叫び声のほか返ってくるものはなく、ものわびしい静かな谷あいにこだまするだけ、数え切れない響きが自分の耳へと戻ってくるだけだ。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

Google

;                                                                               039416.jpg
         


                                  〰   次のことばの読みを漢字の綴りに直してみよう 。〰


ずうたい、  ②しなんの、  ③わざだ。  ④がけ、  ⑤過労で体力はつき、  ⑥心はずませ、                                                                                                                               








         
☆:.*+*.:+*.+:.+*+:::+::+:.   更新日は4の倍数日  .:+::+:::+*+.:+.*+:.*+*.:☆







この記事へのコメント