シャーロックホームズ(653)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。fad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpg

ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんか。そうであるなら、本ブログのパズルでトレーングしてみませんか。本ブログのパズルは、小説文中のいくつかの漢字が数列に置き換えられており、「訪問者は、数列解読して(数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直して)いくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができる」というものです。

さて、このパズルはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。その全文を読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」をクリックしてください。水色の番号ををクリックすると、その段落に飛ぶことができます。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これと変換表をヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(と送りがな)に直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。




                           変換表

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44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
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(99)その朝、家の壁に〈2〉という数が見つかり、翌日には割り当てられた時間の終わりがやってくる。そのあと何が起こるというのか。ありとあらゆる、形にもならぬ恐ろしい133303四が、頭のなかをめぐりめぐる。そして娘――自分がいなくなれば、娘には何事がふりかかるのか?張り巡らされた見えない網から逃れる手だてはないのか?彼は頭を卓に沈め、おのれの無力さに涙した。あれは何だ?静けさのなかに、穏やかに軋む(きしむ)音を聴いた――低いが、夜のしじまにあってはとても12134二立つ。家の扉の方からする。フェリアは玄関まで10116.534三ゆき、耳を2311122三た。少しのあいだ、何もない時が過ぎ、それから低く、辺りをうかがうような音が何度かあった。誰かが扉の羽目板のひとつをとてもゆっくりと3131234四いるのは明らかだ。深夜の暗殺者が、密約された殺人の命を実行しに来たというのか?それとも、誰かが猶予最後の日を記しに来たというのか? ジョン・フェリアは、やるならひと思いに殺してくれ、じわじわと心をいたぶるような真似は勘弁してくれ、と思う。彼は前に飛び上がって、閂を外し、ドアを思い切り開け放した。外はまったく24220260.513五。見事なまでの闇で、頭上では星々が煌々と輝いている。家の前、農夫の目の先には小さな庭が広がり、奥には柵と門。だがそこにも道にも人影ひとつない。安堵の息をつき、フェリアは右左と確認をする。そしてふと足元にちらりと目を向けたそのとき、何ということだろうか、男が身体を地面につけて伏せていたのだ。腕も足も伸ばしてべったりと。見た途端に緊張もほどけてしまい、そのまま壁に寄りかかり、反射的に大声を出してしまわないよう喉を手で押さえる。
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                               〰  おもしろ「ことば変換」〰                            gatag-00013787.jpg

左下「れんじろう」内に下の文をコピペし語を選択後、変換ボタンを押して読んでみよう。変換語によっては面白いですよ。



(99)その朝、家の壁に〈2〉という数が見つかり、翌日には割り当てられた時間の終わりがやってくる。そのあと何が起こるというのか。ありとあらゆる、形にもならぬ恐ろしい空想が、頭のなかをめぐりめぐる。そして娘――自分がいなくなれば、娘には何事がふりかかるのか?張り巡らされた見えない網から逃れる手だてはないのか?彼は頭を卓に沈め、おのれの無力さに涙した。あれは何だ?静けさのなかに、穏やかに軋む音を聴いた――低いが、夜のしじまにあってはとても際立つ。家の扉の方からする。フェリアは玄関まで這ってゆき、耳を澄ました。少しのあいだ、何もない時が過ぎ、それから低く、辺りをうかがうような音が何度かあった。誰かが扉の羽目板のひとつをとてもゆっくりと叩いているのは明らかだ。深夜の暗殺者が、密約された殺人の命を実行しに来たというのか?それとも、誰かが猶予最後の日を記しに来たというのか? ジョン・フェリアは、やるならひと思いに殺してくれ、じわじわと心をいたぶるような真似は勘弁してくれ、と思う。彼は前に飛び上がって、閂を外し、ドアを思い切り開け放した。外はまったき静寂。見事なまでの闇で、頭上では星々が煌々と輝いている。家の前、農夫の目の先には小さな庭が広がり、奥には柵と門。だがそこにも道にも人影ひとつない。安堵の息をつき、フェリアは右左と確認をする。そしてふと足元にちらりと目を向けたそのとき、何ということだろうか、男が身体を地面につけて伏せていたのだ。腕も足も伸ばしてべったりと。見た途端に緊張もほどけてしまい、そのまま壁に寄りかかり、反射的に大声を出してしまわないよう喉を手で押さえる。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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                                  〰   次のことばの読みを漢字の綴りに直してみよう 。〰


くうそう、  ②きわ立つ、  ③玄関まではってゆき、  ④耳をすました、  ⑤たたいて、  ⑥外はまったくせいじゃく、                                                                                                                               








         
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