シャーロックホームズ(651)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。fad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpg

ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんか。そうであるなら、本ブログのパズルでトレーングしてみませんか。本ブログのパズルは、小説文中のいくつかの漢字が数列に置き換えられており、「訪問者は、数列解読して(数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直して)いくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができる」というものです。

さて、このパズルはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。その全文を読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」をクリックしてください。水色の番号ををクリックすると、その段落に飛ぶことができます。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これと変換表をヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(と送りがな)に直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。




                           変換表

123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234


(97)娘には恐れを隠し、何の問題もないというふうに装っていた。それでも心配そうに父を見つめる娘には、父が気に病んでいるのが2312三ほどわかった。フェリアは、この行いについてヤングやら何らかの言葉なり211122114四なりがあるものと思っていた。果たしてそれは正しかったが、思いも掛けない形でやってきたのだった。翌朝目を覚まして驚いた。小さな四角い紙が一枚、フェリアの胸あたりを覆っているベッドカヴァーの上に針で留められていたのだ。そこには太く乱暴な字でこう記されていた。「二九日を改心のために与う。しかるのちは――」その最後に引かれた線が、どんな嚇し(おどし)文句よりも恐怖を1112二立てる。この警告文がどうして部屋のなかにあるのかが、ジョン・フェリアにはまったく不可解で、使用人たちは離れ家で眠っている上、戸や窓もみんなしっかり締めてあった。フェリアは紙を手にするとくしゃりとつぶし、娘には何も言わなかった。が、この出来事はフェリアを心の底から震え上がらせた。二九日は、ヤングの約束した一ヶ月と確かに計算が合う。このような謎の力で武装した敵に対して、有効な力なり勇気なりはあるのだろうか。その針を留めた手は、フェリアの心臓を331244313四こともできた。そうすれば、殺しの下手人さえわからなかったはずなのだ。あくる朝はさらに衝撃的だった。フェリアと娘が朝の食卓に着いたとき、ルーシィがあっと驚きの声をあげて、天井を指さす。するとその中央に、2014431三木の棒のようなもので無理矢理、〈28〉という数字が組んであったのだ。娘には何のことかさっぱりわからなかったが、フェリアはあえて説明はしなかった。その夜、フェリアは銃を31203214四、寝ずの番をした。誰も姿も何の物音もなかったのに、翌朝には大きな〈27〉が扉の外側にペンキで描かれていた。こうして一日また一日が過ぎていった。
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                               〰  おもしろ「ことば変換」〰                            gatag-00013787.jpg

左下「れんじろう」内に下の文をコピペし語を選択後、変換ボタンを押して読んでみよう。変換語によっては面白いですよ。



(97)娘には恐れを隠し、何の問題もないというふうに装っていた。それでも心配そうに父を見つめる娘には、父が気に病んでいるのが痛いほどわかった。 フェリアは、この行いについてヤングやら何らかの言葉なり戒めなりがあるものと思っていた。果たしてそれは正しかったが、思いも掛けない形でやってきたのだった。翌朝目を覚まして驚いた。小さな四角い紙が一枚、フェリアの胸あたりを覆っているベッドカヴァーの上に針で留められていたのだ。そこには太く乱暴な字でこう記されていた。「二九日を改心のために与う。しかるのちは――」その最後に引かれた線が、どんな嚇し文句よりも恐怖を掻き立てる。この警告文がどうして部屋のなかにあるのかが、ジョン・フェリアにはまったく不可解で、使用人たちは離れ家で眠っている上、戸や窓もみんなしっかり締めてあった。フェリアは紙を手にするとくしゃりとつぶし、娘には何も言わなかった。が、この出来事はフェリアを心の底から震え上がらせた。二九日は、ヤングの約束した一ヶ月と確かに計算が合う。このような謎の力で武装した敵に対して、有効な力なり勇気なりはあるのだろうか。その針を留めた手は、フェリアの心臓を貫くこともできた。そうすれば、殺しの下手人さえわからなかったはずなのだ。あくる朝はさらに衝撃的だった。フェリアと娘が朝の食卓に着いたとき、ルーシィがあっと驚きの声をあげて、天井を指さす。するとその中央に、焦げた木の棒のようなもので無理矢理、〈28〉という数字が組んであったのだ。娘には何のことかさっぱりわからなかったが、フェリアはあえて説明はしなかった。その夜、フェリアは銃を携え、寝ずの番をした。誰も姿も何の物音もなかったのに、翌朝には大きな〈27〉が扉の外側にペンキで描かれていた。こうして一日また一日が過ぎていった。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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                                  〰   次のことばの読みを漢字の綴りに直してみよう 。〰


いたいほどわかった、  ②いましめ、  ③恐怖をかき立てる、  ④つらぬく、  ⑤こげた木の棒、  ⑥銃をたずさえ、                                                                                                                               








         
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