シャーロックホームズ(628)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。old-leather-book-with-brass-clasps-q90-500x311.jpg

ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんか。そうであるなら、本ブログのパズルでトレーングしてみませんか。本ブログのパズルは、小説文中の漢字が数列に置き換えられており、「訪問者は、数列解読して(変換表と数字の並び方をヒントに、数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直して)いくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができる」というものです。

さて、このパズルはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」を、数列抜き全文を最初から読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」を、段落に飛びたい人は「おもしろ「ことば変換」の水色の番号ををクリックしてください。ことばの意味を調べたい人は、調べたい部分をコピーしたまま「コトバンク」をクリックし、検索枠にペーストしてください。

人は暗記していると思うと苦痛を感じますが、遊んでいると思うとリラックスします。ぜひ、あなたも遊び感覚で、思い出して(解読して)みてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これと変換表をヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(と送りがな)に直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。



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(75)ここが肥沃(ひよく)な土地であれば、一見して大地の草を喰らう野牛の312143140四でも近づいているのではないかと思っただろう。舞う粉塵が二人の遭難者の休んでいた孤独な断崖にさしかかったとき、もやの中から馬車の帆布と221303三した騎手が現れ、それが西部に向かう大きなキャラバンであるということがわかった。しかし、ものすごい規模のキャラバンだった。先頭が山の麓に届いているというのに、最後尾がまだ地平線上に見えないのだ。大平原を真っ直ぐ横切って、馬車や軽馬車、馬上の人、徒歩の人などの隊列が進んでいる。大勢の女性が荷物を背負って続き、子どもたちが馬車のそばで歩いたり、馬車の白い覆いの下から外をのぞき見たりしている。普通の移民隊ではないようで、むしろ新しい土地を探さねばならぬまでに追いつめられた、遊牧民といった印象だった。澄み切った空に、大勢の人間から発せられる混沌(こんとん).とした騒音や、車輪のきしみ、馬のいななきなどが10222012三渡る。騒がしかったが、その上にいる二人の疲れ切った旅人を目覚めさせるには至らなかった。列の先頭に二〇人ばかり、2033433四のようにいかめしい顔をして、地味で目立たない服を着て、ライフルで武装した馬上の男たちがいた。2111401412四の下につくと、男たちは立ち止まり、ちょっとした相談を始めた。「兄弟諸君、右に泉がある。」口許かたく、灰色をおびた毛をした無髯の男が言った。「シエラブランコの右――リオ・グランデへ行くつもりか。」と別の男。三人目が、「水の心配などいらぬ。岩山から水を出されたお方のことだ、その選んだ民をこんなところで見捨てるわけがないだろう。」「アーメン、アーメン。」と全隊がそれに応える。そうして再び行進を再開しようとしたとき、141140203四鋭い若者が驚きの声を上げて、頭上のごつごつした岩を指差した。

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                                        〰 おもしろ「ことば変換」〰               818x1073xdc75dd1ce6b1686eb3b6a8c.jpg

左下パーツ内に下の文をコピペし、好きな語を選択後、変換ボタンを押して読んでみよう。変換語によっては面白いですよ。


(75)ここが肥沃な土地であれば、一見して大地の草を喰らう野牛の大群でも近づいているのではないかと思っただろう。舞う粉塵が二人の遭難者の休んでいた孤独な断崖にさしかかったとき、もやの中から馬車の帆布と武装した騎手が現れ、それが西部に向かう大きなキャラバンであるということがわかった。しかし、ものすごい規模のキャラバンだった。先頭が山の麓に届いているというのに、最後尾がまだ地平線上に見えないのだ。大平原を真っ直ぐ横切って、馬車や軽馬車、馬上の人、徒歩の人などの隊列が進んでいる。大勢の女性が荷物を背負って続き、子どもたちが馬車のそばで歩いたり、馬車の白い覆いの下から外をのぞき見たりしている。普通の移民隊ではないようで、むしろ新しい土地を探さねばならぬまでに追いつめられた、遊牧民といった印象だった。澄み切った空に、大勢の人間から発せられる混沌とした騒音や、車輪のきしみ、馬のいななきなどが響き渡る。騒がしかったが、その上にいる二人の疲れ切った旅人を目覚めさせるには至らなかった。列の先頭に二〇人ばかり、鋼鉄のようにいかめしい顔をして、地味で目立たない服を着て、ライフルで武装した馬上の男たちがいた。断崖の下につくと、男たちは立ち止まり、ちょっとした相談を始めた。「兄弟諸君、右に泉がある。」口許かたく、灰色をおびた毛をした無髯の男が言った。「シエラブランコの右――リオ・グランデへ行くつもりか。」と別の男。三人目が、「水の心配などいらぬ。岩山から水を出されたお方のことだ、その選んだ民をこんなところで見捨てるわけがないだろう。」「アーメン、アーメン。」と全隊がそれに応える。そうして再び行進を再開しようとしたとき、眼光鋭い若者が驚きの声を上げて、頭上のごつごつした岩を指差した。コトバンク



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                                    〰 次のことばの読みを漢字の綴りに直してみよう 。〰


①野牛のたいぐん、  ②ぶそうした騎手、  ③ひびき渡る。  ④こうてつのようにいかめしい顔をして、  ⑤だんがいの下、    ⑥がんこう鋭い、
                                                                                                                               








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