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(76)頂上で桃色の小さな布きれの端がひるがえっていたからだ。背後にある灰色の岩に対して、明るい色が目立っていた。それを見ると、一斉に手綱を引いて、銃を肩から外し、また20414042四強化のために後ろから若い12214二隊が急いでやって来た。「赤肌か」と口々にささやかれる。隊長らしき年長の男が、「ここにインジャンがいるはずはない。ポーニ人をやりすごしたゆえ、あの偉大な山々を越えるまでは他の部族などおらぬはず。」「行って見てこようか、兄弟スタンガスン。」と一人が言う。すると我も我も、と十人ほどの声があがる。「馬をここに置いて行け、我々はここで待っている。」と年長の男が言うと、すぐに若者は下りて馬をつなぎ、急な斜面を登っていった。若者たちの好奇心をかきたてるものへ向かって。物音を立てず、素早く登っていく。3422133四兵として経験を33140212三、素早さには自信があった。下の大平原から、若者たちが岩から岩へ軽やかに飛んでいくのが見えた。空を背景にして、若者たちの姿はくっきりと映っていた。最初に驚きの声をあげた若者は、先頭に立って導いていく。だが突然、後ろの者に対して手を挙げた。驚きを必死に抑えたかのようだった。他の者は彼に追いつくと、そこに映った光景を見て、同じ行動をとらざるをえなかった。不毛の岩山の上に、104231140四なところが少しあり、そこに大きな丸石が乗っていた。そして石の前に、長身で長いひげをたくわえ、いかつい顔をした、ひどくやせぎすの男がかがんでいた。しかし穏やかな顔で規則的に息をしているところを見ると、眠っているらしい。男のそばに少女がいた。白く丸い腕を男の赤茶けた23202二っぽい首に回して、黄金色の頭を男の別珍のチュニックに預けていた。少女のバラ色の唇は開いていて、中には雪のように白く、並びのいい歯を見せていた。
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