シャーロックホームズ(622)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。old-leather-book-with-brass-clasps-q90-500x311.jpg

ところで、あなたは語彙が豊富だったら、あるいは、漢字の綴りが書けたら、と思ったことはありませんでしたか ‥ 。本ブログは、「小説文中の漢字を数列に置き換えておけば、訪問者は、変換表と数字の並び方をヒントに「数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直してくれるのではないか」という発想から生まれたものです。数列を解読しながら、小説を読み進めていくうちに、漢字の綴りを暗記することができます。

さて、このブログはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を漢字の読みに変換するところ、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」を、数列抜き全文を最初から読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」を、段落に飛びたい人は「おもしろ「ことば変換」の水色の番号ををクリックしてください。ことばの意味を調べたい人は、調べたい部分をコピーしたまま「コトバンク」をクリックし、検索枠にペーストしてください。

人は暗記していると思うと苦痛を感じますが、遊んでいると思うとリラックスします。ぜひ、あなたも遊び感覚で、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これと変換表をヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(と送りがな)に直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。



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(69)第二部 聖徒の地第一章 アルカリ大平原にて 2032112四な北米大陸の中央部に、文明の西進を長年阻んできたきびしい不毛の荒野がある。西はシエラネヴァダ山脈から東はネブラスカ、北はイエローストーン川から南はコロラドまでの、2031012四した無音の地だ。この恐ろしい地域の自然は2321233四ではない。山頂を雪で覆われた高い山と、暗く陰鬱な谷からなっている。急流が曲がりくねる深い谷を流れ、大平原では冬に銀色の雪、夏にはアルカリの灰が一面に広がる。しかし、みな不毛できびしく、2011402013四であるという点では共通している。この絶望の地には誰も住まう者はない。ポーニ人やブラックフット人の一団が狩り場を求めて通ることはあるだろうが、どんなに勇敢でくじけぬ者であろうと、この恐ろしい地で迷い、再び草原に生還したときにはほっとせずにはいられない。藪の中でコヨーテが忍び、空ではコンドルが24140112四し、暗い谷には獰猛なグリズリーが岩間に餌を求めて闊歩している。荒野の孤独な住人たちだ。世界でこれほどまで寂寞たる光景は、シエラブランコ山脈の北側からの眺めをおいて他にあるだろうか。見渡すかぎりの大平原が広がり、アルカリの灰で10102三尽くされ、小さなチャパラルの木立が点在している。地平線の上には長く連なる山嶺があり、凸凹した頂は雪のまだら模様がついている。この地のどこをさがしても、生命のきざしも影も、何もない。鋼色の空には鳥もなく、くすんだ灰色の地には動くものもなく、なによりも、まったく物音がない。耳をすませても、荒野の力の前には、音という音は存在しない。ただ無音、息の詰まる完全な無音――この大平原に命の影ひとつとしてない、と人は言うが、それは少し違う。

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                                        〰 おもしろ「ことば変換」〰               818x1073xdc75dd1ce6b1686eb3b6a8c.jpg

左下パーツ内に下の文をコピペし、好きな語を選択後変換ボタンを押して読んでみよう。変換語によっては面白いですよ。


(69)第二部 聖徒の地第一章 アルカリ大平原にて 広大な北米大陸の中央部に、文明の西進を長年阻んできたきびしい不毛の荒野がある。西はシエラネヴァダ山脈から東はネブラスカ、北はイエローストーン川から南はコロラドまでの、荒廃した無音の地だ。この恐ろしい地域の自然は一様ではない。山頂を雪で覆われた高い山と、暗く陰鬱な谷からなっている。急流が曲がりくねる深い谷を流れ、大平原では冬に銀色の雪、夏にはアルカリの灰が一面に広がる。しかし、みな不毛できびしく、残酷であるという点では共通している。この絶望の地には誰も住まう者はない。ポーニ人やブラックフット人の一団が狩り場を求めて通ることはあるだろうが、どんなに勇敢でくじけぬ者であろうと、この恐ろしい地で迷い、再び草原に生還したときにはほっとせずにはいられない。藪の中でコヨーテが忍び、空ではコンドルが旋回し、暗い谷には獰猛なグリズリーが岩間に餌を求めて闊歩している。荒野の孤独な住人たちだ。世界でこれほどまで寂寞たる光景は、シエラブランコ山脈の北側からの眺めをおいて他にあるだろうか。見渡すかぎりの大平原が広がり、アルカリの灰で覆い尽くされ、小さなチャパラルの木立が点在している。地平線の上には長く連なる山嶺があり、凸凹した頂は雪のまだら模様がついている。この地のどこをさがしても、生命のきざしも影も、何もない。鋼色の空には鳥もなく、くすんだ灰色の地には動くものもなく、なによりも、まったく物音がない。耳をすませても、荒野の力の前には、音という音は存在しない。ただ無音、息の詰まる完全な無音――この大平原に命の影ひとつとしてない、と人は言うが、それは少し違う。コトバンク







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