シャーロックホームズ(597)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。fad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpg


ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんでしたか ‥ 。本ブログは、「小説文中の漢字を数列に置き換えておけば、訪問者は、変換表と数字の並び方をヒントに「数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直してくれるのではないか」という発想から生まれたものです。数列を解読しながら、小説を読み進めていくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができます。

さて、このブログはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を漢字の読みに変換するところ、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」を、数列抜き全文を最初から読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」を、段落に飛びたい人は「おもしろ「ことば変換」の水色の番号ををクリックしてください。

人は暗記していると思うと、苦痛を感じますが、遊んでいると思うと、リラックスします。ぜひ、あなたも遊び感覚で、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする(61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これらをヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(綴りと送りがな)に直すパズルです。変換表を用いて、直してみよう。答えはマウスカーソルを数列右隣りに置くと現れます。



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(44)「23202二が込み入ってきた。」と私が入るなり言ってくる。「アメリカへ打った電報の返事がここにある。僕の読みは合っていたようだ。」「して、それは――?」と熱心に訊いたのだが、「弦を新しくした方がいいかもしれない。拳銃は1034020133四に。男が来たら、普通に話しかける。最後は僕に111112434四くれればいい。にらみつけて、男を怖がらせぬように。」「八時ちょうどだ。」と私は腕時計をちらりと見た。「うむ。おそらくもう現れるだろう。扉をわずかに開けて、そう、それと鍵を内側から差しておくんだ。ご苦労。これは昨日、露店で見つけためずらしい古書――『諸民族間の法』――低地地方のリエージュで一六四二年に出版されたラテン語の本だ。チャールズの首がまだしっかりつながっていた頃、このやや茶褐色の背の本が印刷されたわけだ。」「印刷屋の名は?」「フィリップ・ド・クロイ、そういう名前だそうだ。遊び紙に色あせたインクで『グリオルミ・ヒューテ蔵書』とある。ウィリアム・ホワイトとは何者だろうね。2116.523131四に、一七世紀の実務弁護士といったところか。筆跡に弁護士風のねじれが見られる。どうもあの男が来たようだ。」と口にした瞬間、呼び鈴の音が聞こえた。シャーロック・ホームズがゆっくりと立ち上がり、扉側にある椅子へと座り直す。使用人が玄関へ出て行くのが聞こえ、戸の掛け金を10120323三音がした。「ワトソン先生はこちらかえ?」はっきりしていたが、しわがれた声だった。その返事はわからなかったが、ともあれ扉は閉められ、誰かが階段を上がり始めた。足音はよたよたとしていてぎこちない。それを耳にして同居人の顔に驚きの表情がよぎった。何者かは廊下をのろのろと歩いてきて、弱々しく部屋の扉を3131231四。「どうぞ。」と私は大声で言った。
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左下パーツ内に下の文をコピペし、好きな語を選択後、変換ボタンを押して読んでみよう。面白いですよ。


(44)「筋が込み入ってきた。」と私が入るなり言ってくる。「アメリカへ打った電報の返事がここにある。僕の読みは合っていたようだ。」「して、それは――?」と熱心に訊いたのだが、「弦を新しくした方がいいかもしれない。拳銃は懐に。男が来たら、普通に話しかける。最後は僕に任せてくれればいい。にらみつけて、男を怖がらせぬように。」「八時ちょうどだ。」と私は腕時計をちらりと見た。「うむ。おそらくもう現れるだろう。扉をわずかに開けて、そう、それと鍵を内側から差しておくんだ。ご苦労。これは昨日、露店で見つけためずらしい古書――『諸民族間の法』――低地地方のリエージュで一六四二年に出版されたラテン語の本だ。チャールズの首がまだしっかりつながっていた頃、このやや茶褐色の背の本が印刷されたわけだ。」「印刷屋の名は?」「フィリップ・ド・クロイ、そういう名前だそうだ。遊び紙に色あせたインクで『グリオルミ・ヒューテ蔵書』とある。ウィリアム・ホワイトとは何者だろうね。察するに、一七世紀の実務弁護士といったところか。筆跡に弁護士風のねじれが見られる。どうもあの男が来たようだ。」と口にした瞬間、呼び鈴の音が聞こえた。シャーロック・ホームズがゆっくりと立ち上がり、扉側にある椅子へと座り直す。使用人が玄関へ出て行くのが聞こえ、戸の掛け金を外す音がした。「ワトソン先生はこちらかえ?」はっきりしていたが、しわがれた声だった。その返事はわからなかったが、ともあれ扉は閉められ、誰かが階段を上がり始めた。足音はよたよたとしていてぎこちない。それを耳にして同居人の顔に驚きの表情がよぎった。何者かは廊下をのろのろと歩いてきて、弱々しく部屋の扉を叩いた。「どうぞ。」と私は大声で言った。


上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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