シャーロックホームズ(593)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。fad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpg


ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんでしたか ‥ 。本ブログは、「小説文中の漢字を数列に置き換えておけば、訪問者は、変換表と数字の並び方をヒントに「数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直してくれるのではないか」という発想から生まれたものです。数列を解読しながら、小説を読み進めていくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができます。

さて、このブログはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を漢字の読みに変換するところ、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」を、数列抜き全文を最初から読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」を、段落に飛びたい人は「おもしろ「ことば変換」の水色の番号ををクリックしてください。

人は暗記していると思うと、苦痛を感じますが、遊んでいると思うと、リラックスします。ぜひ、あなたも遊び感覚で、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする( 61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これらをヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(綴りと送りがな)に直すパズルです。変換表を用いて、直してみよう。答えは、マウスカーソルを数列右隣りに置くと、現れます。



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(40)君が腕に抱えたその男は、この事件の手がかりを42142130三、かつ我々の捜している男なのだ。今更言っても仕方ないが、そういうことだ、と告げておこう。行こう、博士。」相手としては信じがたく、不快感を禁じ得なかったであろうが、我々はそのままふたりして馬車に戻った。「とんちきだ。」とは、ホームズが下宿への帰りざまに言った辛辣な一言である。「考えてもみたまえ、あの男は一生に一度かもしれぬ幸運を手にしながら、逃してしまったのだ。」「私にはまだ雲をつかむようだ。その男の人相が、君がこの事件に係わるとした人物と1032003三している、それはわかる。しかし、どうしてその人物は離れた後、また家に戻ってこなければならなかったんだ? 犯罪者のやり口じゃあるまい」「指輪だ、君、指輪なのだ。そのために舞い戻った。 2201402113四尽きたとしても、この指輪でいつでも13441二を仕掛けられる。やつはいずれ、僕の手に落ちるよ、博士――二対一で賭けてもいい、落ちる。今回は君に感謝せねば。君なしでは出向かなかった。そして、2261.531412五最高の題材に出会い損なっていただろう――緋のエチュード。ふふ、ちょっとした絵画の名付け方を借りてもいいではないか。殺人という緋色の糸が、現世という無色の綛糸(かせいと)に混紡されている。我々の使命は綛糸を解き、緋の糸をより分け、残らず白日の下に2112423三ことだ。さて、まずは昼食、そのあとノーマン=ネルダー。彼女のアタック、ボウイングともに輝かんばかりだ。何だったか、絶妙に演奏するショパンの小品は。トゥラ・ラ・ラ・リラ・リラ・レ。」馬車にもたれつつ、この素人の猟犬は雲雀(ひばり)よろしくさえずった。そのかたわら私は、人間の心とはなんと多面的なのだろうと、ひとり静かに思うのであった。

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                                       〰  おもしろ「ことば変換」〰               gatag-00013787.jpg

  左下パーツ枠内に下の文をコピペし、好きな語を選択後、変換ボタンを押してみよう。変換語によっては面白いですよ。


(40)君が腕に抱えたその男は、この事件の手がかりを握り、かつ我々の捜している男なのだ。今更言っても仕方ないが、そういうことだ、と告げておこう。行こう、博士。」相手としては信じがたく、不快感を禁じ得なかったであろうが、我々はそのままふたりして馬車に戻った。「とんちきだ。」とは、ホームズが下宿への帰りざまに言った辛辣な一言である。「考えてもみたまえ、あの男は一生に一度かもしれぬ幸運を手にしながら、逃してしまったのだ。」「私にはまだ雲をつかむようだ。その男の人相が、君がこの事件に係わるとした人物と符合している、それはわかる。しかし、どうしてその人物は離れた後、また家に戻ってこなければならなかったんだ? 犯罪者のやり口じゃあるまい。」「指輪だ、君、指輪なのだ。そのために舞い戻った。万策尽きたとしても、この指輪でいつでも罠を仕掛けられる。やつはいずれ、僕の手に落ちるよ、博士――二対一で賭けてもいい、落ちる。今回は君に感謝せねば。君なしでは出向かなかった。そして、生涯最高の題材に出会い損なっていただろう――緋のエチュード。ふふ、ちょっとした絵画の名付け方を借りてもいいではないか。殺人という緋色の糸が、現世という無色の綛糸(かせいと)に混紡されている。我々の使命は綛糸を解き、緋の糸をより分け、残らず白日の下に晒すことだ。さて、まずは昼食、そのあとノーマン=ネルダー。彼女のアタック、ボウイングともに輝かんばかりだ。何だったか、絶妙に演奏するショパンの小品は。トゥラ・ラ・ラ・リラ・リラ・レ。」馬車にもたれつつ、この素人の猟犬は雲雀(ひばり)よろしくさえずった。そのかたわら私は、人間の心とはなんと多面的なのだろうと、ひとり静かに思うのであった。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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