シャーロックホームズ(586)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みください。fad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpg


ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんでしたか ‥ 。本ブログは、「小説文中の漢字を数列に置き換えておけば、訪問者は、変換表と数字の並び方をヒントに「数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直してくれるのではないか」という発想から生まれたものです。数列を解読しながら、小説を読み進めていくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができます。

さて、このブログはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を漢字の読みに変換するところ、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい〜♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「緋のエチュード第1部(133回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「緋色の研究」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。その全文を読みたい人は「緋のエチュード第1部・ストーリー」をクリックしてください。水色の番号ををクリックすると、その段落に飛ぶことができます。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする( 61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これらをヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(綴りと送りがな)に直すパズルです。変換表を用いて、直してみよう。答えは、マウスカーソルを数列右隣りに置くと、現れます。



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142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234


(33)第四章 ジョン・ランスの言い忘れ 一時になり、我々はローリストン・ガーデンズ三番地を後にした。シャーロック・ホームズは私を連れて120123130の電信局へ行き、長めの電報を打った。そのあと声高に辻馬車を呼び、御者に行き先を伝えた。レストレードに教わったとおりの住所である。「第一発見者に勝る者はない。」と同居人は言う。「実のところ、事件についての14140403はもうついているのだが、聞けることは聞いておいても損はあるまい。」「いやはや、ホームズ。」と私は言って、「本気じゃあないんだろう?さっき逐一言ったことは。」「ひとつとて間違いはない。」と同居人は答えた。「あの場所へ着いてすぐ、縁石の近くに、一台の馬車が残した二つの轍(わだち)を見つけた。はて、昨夜までこの一週雨という雨もなかった。ならば、あの場所にあれほど深く残せるのは、昨夜のうちをおいて他にない。蹄(ひづめ)の跡もあった。ひとつだけ、他の三つより形がひどくくっきりしている。おろし立てなのは明らか。来たのは雨が降り出した後だが、朝にはもうなかったのだから――グレグソンが言ったことからすると――馬車があったのは昨夜の間、つまるところ二名の人物をこの家に連れてきた、ということになろう。」「もっともらしく聞こえるな。」と私。「だが男の243114は?」「なに、人の背丈は九割がた、その歩幅から223412できる。まあ簡単な計算だが、今数字で君を3121333させても詮ない。あの男、外の土にも中の埃にも122140をつけていたから、そこで独自の計算を用いたまでだ。それに壁の血書、無意識に眼の上あたりへ書いている。さてその字は床からちょうど六フィートを越えたところ。子どもの遊びだ。」「年は?」と私は訊ねる。


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                                       〰  おもしろ「ことば変換」〰               gatag-00013787.jpg

  左下パーツ枠内に下の文をコピペし、好きな語を選択後、変換ボタンを押してみよう。変換語によっては面白いですよ。


(33)第四章 ジョン・ランスの言い忘れ 一時になり、我々はローリストン・ガーデンズ三番地を後にした。シャーロック・ホームズは私を連れて最寄りの電信局へ行き、長めの電報を打った。そのあと声高に辻馬車を呼び、御者に行き先を伝えた。レストレードに教わったとおりの住所である。「第一発見者に勝る者はない。」と同居人は言う。「実のところ、事件についての見当はもうついているのだが、聞けることは聞いておいても損はあるまい。」「いやはや、ホームズ。」と私は言って、「本気じゃあないんだろう?さっき逐一言ったことは。」「ひとつとて間違いはない。」と同居人は答えた。「あの場所へ着いてすぐ、縁石の近くに、一台の馬車が残した二つの轍を見つけた。はて、昨夜までこの一週雨という雨もなかった。ならば、あの場所にあれほど深く残せるのは、昨夜のうちをおいて他にない。蹄(ひづめ)の跡もあった。ひとつだけ、他の三つより形がひどくくっきりしている。おろし立てなのは明らか。来たのは雨が降り出した後だが、朝にはもうなかったのだから――グレグソンが言ったことからすると――馬車があったのは昨夜の間、つまるところ二名の人物をこの家に連れてきた、ということになろう。」「もっともらしく聞こえるな。」と私。「だが男の背丈は?」「なに、人の背丈は九割がた、その歩幅から指摘できる。まあ簡単な計算だが、今数字で君を退屈させても詮ない。あの男、外の土にも中の埃にも足跡をつけていたから、そこで独自の計算を用いたまでだ。それに壁の血書、無意識に眼の上あたりへ書いている。さてその字は床からちょうど六フィートを越えたところ。子どもの遊びだ。」「年は?」と私は訊ねる。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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