シャーロックホームズ(530)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みくfad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpgださい。ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんでしたか ‥ 。本ブログは、「小説文中の漢字を数列に置き換えておけば、訪問者は、変換表と数字の並び方をヒントに「数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直してくれるのではないか」という発想から生まれたものです。数列を解読しながら、小説を読み進めていくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができます。

さて、このブログはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を漢字の読みに変換するところ、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい~♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「土色の顔画(23回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「黄色い顔」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする( 61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これらをヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(綴りと送りがな)に直すパズルです。変換表を用いて、直してみよう。答えは、マウスカーソルを数列右隣りに置くと、現れます。



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(23)でもあなたは見てて、それがすれ違いの始まりで。次の日、秘密をあなたにされるがままつかまれたんだけど、気を遣ってくれて、問い詰めるのをやめてくれた。その三日あとのときは、世話係とこの子を裏から何とか逃がして、あなたが表から飛び込んでくるのとぎりぎりだった。――でも、もう今度は、ついに全部知られちゃった。ねえ、教えて。これからどうなるの? この子と、あたし。」その女性は両手を42142130合わせて、返事を待った。 長い長い二分間だった。そしてグラント・マンロウ氏は3214012013を破った。答えを出したその瞬間、それは今でも思い出したい203142のひとつだ。彼はそのかわいい子を抱き上げると、口づけをした。それから子どもを211231まま、もう一方の手を妻の方に差し出しながら、戸口の方へ向き直った。「うちに帰って、もっと楽にして話し合おう。」と彼は言った。「僕はあんまりいい男じゃない、エフィ。でも、君が考えているより、もうちょっとだけ、僕のことを信じてくれていいよ。」 ホームズと私はふたりのあとから脇道を引き返した。出きったところで、我が友人は私の袖を引っ張る。「思うに。」とホームズ。「ノーベリよりもロンドンにいた方がよさそうだ。」ホームズはこの件について他に一言もないまま夜更けになった。火のついた蝋燭を手にして、自分の寝室へ下がる111142134に、「ワトソン。」とホームズは私に声をかけた。「今後もし、僕が自分の力をいささか1122140していたり、事件に必要なだけの労力をかけなかったりしていて、君がそれに気づいたなら、どうか僕に『ノーベリ』と耳打ちしてくれたまえ。そうすれば、この上なく恩に着る。」

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                                       〰  おもしろ「ことば変換」〰               gatag-00013787.jpg

  左下パーツ枠内に下の文をコピペし、好きな語を選択後、変換ボタンを押してみよう。変換語によっては面白いですよ。


(23)でもあなたは見てて、それがすれ違いの始まりで。次の日、秘密をあなたにされるがままつかまれたんだけど、気を遣ってくれて、問い詰めるのをやめてくれた。その三日あとのときは、世話係とこの子を裏から何とか逃がして、あなたが表から飛び込んでくるのとぎりぎりだった。――でも、もう今度は、ついに全部知られちゃった。ねえ、教えて。これからどうなるの? この子と、あたし。」その女性は両手を握り合わせて、返事を待った。 長い長い二分間だった。そしてグラント・マンロウ氏は沈黙を破った。答えを出したその瞬間、それは今でも思い出したい光景のひとつだ。彼はそのかわいい子を抱き上げると、口づけをした。それから子どもを抱いたまま、もう一方の手を妻の方に差し出しながら、戸口の方へ向き直った。「うちに帰って、もっと楽にして話し合おう。」と彼は言った。「僕はあんまりいい男じゃない、エフィ。でも、君が考えているより、もうちょっとだけ、僕のことを信じてくれていいよ。」 ホームズと私はふたりのあとから脇道を引き返した。出きったところで、我が友人は私の袖を引っ張る。「思うに。」とホームズ。「ノーベリよりもロンドンにいた方がよさそうだ。」ホームズはこの件について他に一言もないまま夜更けになった。火のついた蝋燭を手にして、自分の寝室へ下がる間際に、「ワトソン。」とホームズは私に声をかけた。「今後もし、僕が自分の力をいささか過信していたり、事件に必要なだけの労力をかけなかったりしていて、君がそれに気づいたなら、どうか僕に『ノーベリ』と耳打ちしてくれたまえ。そうすれば、この上なく恩に着る。」


アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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「土色の顔画」は終了しました。次回より「同一事件」です。お楽しみに。


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