シャーロックホームズ(527)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みくfad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpgださい。ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんでしたか ‥ 。本ブログは、「小説文中の漢字を数列に置き換えておけば、訪問者は、変換表と数字の並び方をヒントに「数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直してくれるのではないか」という発想から生まれたものです。数列を解読しながら、小説を読み進めていくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができます。

さて、このブログはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を漢字の読みに変換するところ、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい~♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「土色の顔画(23回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「黄色い顔」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする( 61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これらをヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(綴りと送りがな)に直すパズルです。変換表を用いて、直してみよう。答えは、マウスカーソルを数列右隣りに置くと、現れます。



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(20)そう言いながら脇道からひとつ曲がると、すぐそばに建物が現れた。黄色の筋が暗い前庭に投げかけられていることから、入口がちゃんと閉まっていないことが窺える(うかがえる)。二階の窓のひとつに、あかあかと灯りがついている。見上げると、ひとつの黒い11144がそこを横切る。「あいつがいる!」とグラント・マンロウが叫ぶ。「ほら、あそこに誰かいるでしょう。来てください、もう何もかも分かりますよ。」 入口に近寄ると、ふいに12010011144から女が現れ、ランプの黄金色の光を背にして立った。顔は暗くて見えなかったが、何か12141140するらしく、両手を前に投げ出している。「お願いだからやめて、ジャック。」と女は声をあげた。「そんな気がしたの、今晩ここに来るって。よく考えて、ねえ! 信じてよ、こんなことしたって、悲しくなるだけだから。」「信じられるのはここまでだよ、エフィ。」と依頼人は突き1014123。「触らないでくれ! 構ってる暇はない。この人たちと、この事件をひと思いに片づけるんだ!」依頼人は妻を横へ押しやり、我々もあとに続いた。戸を開け放すと、中年の女が前に飛び出してきて、通り道をふさごうとしたが、依頼人は女を押し12021422、みんなしてたちまち階段を駆け上がった。グラント・マンロウは、二階の明かりのついた部屋に飛び込んだので、我々も続いて中に入った。隅の方に机に寄りかかって誰か2313416.534いた。女の子のように見えたが、我々が入るなり顔を向こうにやってしまった。けれどもその子が赤いスモックを着て、長い白手袋をはめていることは分かった。が、やがて我々の方を振り向いたとき、驚きと恐れの入り交じる声が私の口をついて出た。その子が我々に向けたその顔は、土色で不気味も不気味、なおかつ表情という表情がまったくなかったのだ。しかしほどなく謎は解かれた。

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                                       〰  おもしろ「ことば変換」〰               gatag-00013787.jpg

  左下パーツ枠内に下の文をコピペし、好きな語を選択後、変換ボタンを押してみよう。変換語によっては面白いですよ。


(20)そう言いながら脇道からひとつ曲がると、すぐそばに建物が現れた。黄色の筋が暗い前庭に投げかけられていることから、入口がちゃんと閉まっていないことが窺える。二階の窓のひとつに、あかあかと灯りがついている。見上げると、ひとつの黒い影がそこを横切る。「あいつがいる!」とグラント・マンロウが叫ぶ。「ほら、あそこに誰かいるでしょう。来てください、もう何もかも分かりますよ。」 入口に近寄ると、ふいに物陰から女が現れ、ランプの黄金色の光を背にして立った。顔は暗くて見えなかったが、何か哀願するらしく、両手を前に投げ出している。「お願いだからやめて、ジャック。」と女は声をあげた。「そんな気がしたの、今晩ここに来るって。よく考えて、ねえ! 信じてよ、こんなことしたって、悲しくなるだけだから。」「信じられるのはここまでだよ、エフィ。」と依頼人は突き放す。「触らないでくれ! 構ってる暇はない。この人たちと、この事件をひと思いに片づけるんだ!」依頼人は妻を横へ押しやり、我々もあとに続いた。戸を開け放すと、中年の女が前に飛び出してきて、通り道をふさごうとしたが、依頼人は女を押し戻し、みんなしてたちまち階段を駆け上がった。グラント・マンロウは、二階の明かりのついた部屋に飛び込んだので、我々も続いて中に入った。隅の方に机に寄りかかって誰か座っていた。女の子のように見えたが、我々が入るなり顔を向こうにやってしまった。けれどもその子が赤いスモックを着て、長い白手袋をはめていることは分かった。が、やがて我々の方を振り向いたとき、驚きと恐れの入り交じる声が私の口をついて出た。その子が我々に向けたその顔は、土色で不気味も不気味、なおかつ表情という表情がまったくなかったのだ。しかしほどなく謎は解かれた。



上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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