シャーロックホームズ(521)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みくfad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpgださい。ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんでしたか ‥ 。本ブログは、「小説文中の漢字を数列に置き換えておけば、訪問者は、変換表と数字の並び方をヒントに「数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直してくれるのではないか」という発想から生まれたものです。数列を解読しながら、小説を読み進めていくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができます。

さて、このブログはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を漢字の読みに変換するところ、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい~♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「土色の顔画(23回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「黄色い顔」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

                  ─〰〰  本日の問題  〰〰─        872685m.jpg


数列横の漢数字は読みガナの文字数を表す。小文字は大文字の半分の数値とする( 61=ュ 61.5=ョ 60.5=ャ 16.5=ッ )。これらをヒントに、数列を漢字の読み → 綴り(綴りと送りがな)に直すパズルです。変換表を用いて、直してみよう。答えは、マウスカーソルを数列右隣りに置くと、現れます。



123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234


(14)あれと妻のあいだにはどんなつながりが。いや、昨日見たあのがさつな女は彼女とどういう関係なのか。不思議な謎です。でもわかるんです、また個々が落ち着くためには、絶対、これを解かなきゃって。それから二日のあいだ、僕はうちにおりました。そして妻は、ふたりの約束を忠実に守っているようで、知ってる1011402では、うちの外へは出ようとしませんでした。でも二日目のこと、がんとした2261.5320をつかんだのです、かたく約束をしたにもかかわらず、彼女はその秘密の何かにしばられていて、夫への義務にも背いてしまったんです。 その日、僕は町へ出かけていたのですが、いつも乗る三時三六分の代わりに、二時四〇分の汽車で帰ってきたのです。そしてうちへ入ると、お手伝いがびっくりした顔をして、広間に飛び出してきました。『妻はどこなんだ?』と僕は訊ねました。『散歩にお出かけになったようで。』と、手伝いの女が答えました。僕の心はみるみる猜疑(さいぎ)心でいっぱいになり、二階に駆け上がって、彼女がうちにいないか確かめに行きました。その途中、ふと窓から表に目をやると、つい先ほど僕と口をきいていたお手伝いが、野原を横切って例の小屋の方へ走っていくのです。これでもう何もかもがはっきり見えてきました。妻はあそこに行っていて、僕が帰りでもしたら113114に来るよう言いつけてあったのです。僕は頭に血が上って、1114下りるや外を突っ切って走っていきました。きれいさっぱり決着をつけようと思っていました。――僕は妻とお手伝いが例の1341211232を急いで戻ってくるのに出会いましたが、立ち止まって話をするつもりもありません。あの小屋のなかに秘密があり、それが僕の人生に11144を投げかけている。

123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234



                                       〰  おもしろ「ことば変換」〰               gatag-00013787.jpg

  左下パーツ枠内に下の文をコピペし、好きな語を選択後、変換ボタンを押してみよう。変換語によっては面白いですよ。



(14)あれと妻のあいだにはどんなつながりが。いや、昨日見たあのがさつな女は彼女とどういう関係なのか。不思議な謎です。でもわかるんです、また個々が落ち着くためには、絶対、これを解かなきゃって。それから二日のあいだ、僕はうちにおりました。そして妻は、ふたりの約束を忠実に守っているようで、知ってる範囲では、うちの外へは出ようとしませんでした。でも二日目のこと、がんとした証拠をつかんだのです、かたく約束をしたにもかかわらず、彼女はその秘密の何かにしばられていて、夫への義務にも背いてしまったんです。 その日、僕は町へ出かけていたのですが、いつも乗る三時三六分の代わりに、二時四〇分の汽車で帰ってきたのです。そしてうちへ入ると、お手伝いがびっくりした顔をして、広間に飛び出してきました。『妻はどこなんだ?』と僕は訊ねました。『散歩にお出かけになったようで。』と、手伝いの女が答えました。僕の心はみるみる猜疑心でいっぱいになり、二階に駆け上がって、彼女がうちにいないか確かめに行きました。その途中、ふと窓から表に目をやると、つい先ほど僕と口をきいていたお手伝いが、野原を横切って例の小屋の方へ走っていくのです。これでもう何もかもがはっきり見えてきました。妻はあそこに行っていて、僕が帰りでもしたら迎えに来るよう言いつけてあったのです。僕は頭に血が上って、駆け下りるや外を突っ切って走っていきました。きれいさっぱり決着をつけようと思っていました。――僕は妻とお手伝いが例の脇道を急いで戻ってくるのに出会いましたが、立ち止まって話をするつもりもありません。あの小屋のなかに秘密があり、それが僕の人生に影を投げかけている。


上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

Google

;                                                                                     039416.jpg



059.gif  文豪作品をパズル化 059.gif


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック