シャーロックホームズ(419)

 

パズルのねらいは、「はじめに」に書かれています。初めての方、いつもご愛読いただいている方、ご来訪あold-leather-book-with-brass-clasps-q90-500x311.jpgりがとうございます。物語は「探偵業を生業とするホームズが、友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士との絶妙なコンビネーションと巧みな推理で、難事件を解決するまでの話をワトスンが語って聞かせる」という形をとります。ホームズはあまり表には出ません。その背景は、西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけど、そこがノスタルジーが感じられて、面白いところでもあります。ホームズとワトソンを除けば、定番の登場人物は余りいません。毎回変わる登場人物に注意を払いながら、読み進めてください。ストーリーが分りにくければ、「三枚の学生」を、小説文をまとめて読みたい人は「 全文1~19」をクリックしてください。文中に「分からない語句」があれば、その部分をドラッグ後、「ウェブで検索」をクリックして、意味を確認しておいてください。
<収録作品>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

                  ─〰〰  本日の問題  〰〰─        




下の変換表を見ながら、さらにその下の数列をカナ文字 (小文字は大文字の半分の数値とする )に直し、直したカナ文字を漢字または漢字と送り仮名に直してください。マウスカーソルを数列の右隣りに近づけると、答えが現れます。



123410111213142021222324303132333440414243
44100101102103104110111112113114120121122123124130131132133134140141
142143144200201202203204210211212213214220221222223224230231232233234



(2)「いやいやよろしいですか。そのような対応はどだい無理。いったん警察20131になればもう収まりつきません。この件ばかりは学寮の名誉のため、21134142になるのをどうしても避けねば。ご配慮いただけるのはその手腕同様つとに有名、助けとなるのはあなたばかり。お願いです、ホームズ先生、どうかお力を。」 友人の機嫌は勝手知ったるベイカー街の1114061.53から離れて向こうよくなることはなく、切抜帳も実験器具もいつもの散らかり具合もないとあっては、とっつきにくい相手とならざるをえない。しぶしぶといったふうに肩をそびやかすと、客人は早口でそわそわ身振り手振りを交えて、話を一挙に語り出す。「前置きとしては、ホームズ先生、明日はフォーテスキュー奨学金の試験初日で、わたくしも試験官のはしくれ。担当はギリシア語で、問題冒頭に受験生の見知らぬ長文のギリシア語11014012113を課しておりまして。試験問題に刷られた箇所が割れれば、当然受験生は前もって対策できますから、大いに利がございます。ですから細心の注意を払って問題を伏せるわけで。本日三時頃、問題の校正刷りが印刷屋から届きまして。課題としてはトゥキュディデスから半章を22016.5232、本文の誤字はゼロか丹念に読み返さねばなりません。四時半、作業はいまだ終わらずじまい、けれども知人の部屋でお茶の約束がございましたから、机の上に校正刷りをおいて部屋を空けまして。一時間と少しの不在です。ご存じでしょうが、ホームズ先生、わが学寮の戸は二重――部屋の内側が緑のベーズ付きで、表向きが41124のものになっております。わたくしが表扉に近づくと、驚いたのなんの、鍵が挿さったままで、ふとわたくしのうっかりかと思ったものの、懐探るとちゃんとある。と残る合い鍵は知る限り使用人のバニスタが持つものだけ――






                    〰 おもしろ「ことば変換」〰            

下の文を、その下のパーツ内にコピペし、好きな語を選択した後、変換ボタンを押して、読んでみよう。


(3)この男はわたくしの部屋の世話をして一〇年、真面目なること疑いの余地もございませんが、見てみると確かに鍵は彼のもの、お茶がいるかと部屋へ顔を出し、帰るときにうっかり取り忘れたのかと。挿したままでも他の折なら問題もさほどないでしょうが、この日ばかりは最悪の事態になってしまうわけで。机に目をやったとたん、はっとしました。何者かが問題をひっかき回したのですよ。校正刷りは縦長で三枚、すべてまとめてあったというに、見ると一枚は床の上に落ち、もう一枚は窓際の小机の上、三枚目は置いておいたところにそのまま。」ここで初めてホームズが口を挟む。「一頁目が床上、二頁目が窓際、三頁目がそのまま。」「そうですともホームズ先生、どうしてご存じで?」「どうかその興味深いお話の続きを。」「すぐ思いついたのは、あろうことかバニスタが問題を勝手に見てしまったのではということで。とはいえ当人は真面目な顔で否定致しますし、わたくしとて嘘でないと心底より思い。となると残るは、通りすがりの何者かが戸に挿しっぱなしの鍵を認め、わたくしが不在と知るや忍び込んで問題をのぞいたことに。大金がかかっております。奨学金はたいへん高額、不届者なら学友を出し抜こうと危険を冒してもおかしくありません。 バニスタはこの件で気がすっかり動転、問題の荒らされた疑い濃厚とわかるや卒倒寸前。ブランデイを一口やり、椅子で休ませ、その間わたくし部屋をくまなく調べてみました。すぐ気づいたのは、侵入者が紙の皺の他にも存在の痕跡を残していることで。窓際の小机には鉛筆の削り滓がちらほら、同じくそこに折れた芯の先がころん。どう見ても悪たれが大慌てで問題を写していて鉛筆が折れたがため、なんとか尖らせようとしたということで。」



                                                                                                   SEP88_nomadocyu15221303.jpg


                                                           




                                            












 059.gif~ 明後日も見に来てね ~059.gif



この記事へのコメント


この記事へのトラックバック