シャーロックホームズ(396)

 

パズルのねらいは、「はじめに」に書かれています。初めての方、いつもご愛読いただいている方、ご来訪あold-leather-book-with-brass-clasps-q90-500x311.jpgりがとうございます。物語は「探偵業を生業とするホームズが、友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士との絶妙なコンビネーションと巧みな推理で、難事件を解決するまでの話をワトスンが語って聞かせる」という形をとります。ホームズはあまり表には出ません。その背景は、西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけど、そこがノスタルジーが感じられて、面白いところでもあります。ホームズとワトソンを除けば、定番の登場人物は余りいません。毎回変わる登場人物に注意を払いながら、読み進めてください。ストーリーが分りにくければ、「犯人は二人」を、小説文をまとめて読みたい人は「 全文1~23」をクリックしてください。文中に「分からない語句」があれば、その部分をドラッグ後、「ウェブで検索」をクリックして、意味を確認しておいてください。
<収録作品>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三枚の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

                  ─〰〰  本日の問題  〰〰─        




下の変換表を見ながら、さらにその下の数列をカナ文字 (小文字は大文字の半分の数値とする )に直し、直したカナ文字を漢字または漢字と送り仮名に直してください。マウスカーソルを数列の右隣りに近づけると、答えが現れます。



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(22)中背の、がっしりした男で――角張ったあご、太い首、くちひげ、目はマスクで隠されていたということです」「いまいち121112だな」と、シャーロック・ホームズは言う。「だってそれじゃあ、ワトスンのことかもしれないぞ!」「そうなんですよ」と警部はたいへん122112そうに言う。「これはドクターのことかもしれませんな」「ま、残念ながら手伝えないよ、レストレイド。実はさ、このミルヴァートンというやつのことを知っていてね。ロンドンでいちばん危険な男のひとりだと思っていたし、ある種の犯罪は法の手をいれることができないとも思う。つまりだね、ある程度は、個人的な復讐というのもありだと思うんだよ。いや、議論は無用だ。ぼくの心はもう決まっている。どちらかというと被害者よりも加害者の方に同情してるからね、この事件を扱うつもりはない」**我々が目撃した悲劇についてホームズはひとことも言ってくれなかったが、よく見れば、ホームズもその朝ずっと物思いにふけっていた。ぼんやりとした瞳や、身の入っていない2214321からして、何かを思い出そうとしているのだと思われた。昼食中、ホームズはとつぜん席からとびあがって「わかったぞ、ワトスン、わかった!」と叫んだ。「さあ帽子をかぶってついてくるんだ!」全力2216.5303でベイカー街からオックスフォード街に入り、まもなくリージェント街というところまできた。そこの左手には当代の貴顕麗人の写真を並べたショーウィンドウがある。その中に、12613342服を身につけた貴婦人がいて、ダイアモンドをあしらったティアラが品のよい顔を1120116.534いた。優美な鼻、くっきりとした眉、まっすぐの口元、ほっそりしていながら力強いあご。彼女の夫の、偉大な貴族であり政治家であったことを示す華やかな肩書きを読んで私は息をのんだ。ホームズは私と視線を交わすと、唇に指をあてた。そして、我々はそのウィンドウから離れていったのであった。

アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle
翻訳:枯葉






                    〰 おもしろ「ことば変換」〰            

下の文を、その下のパーツ内にコピペし、好きな語を選択した後、変換ボタンを押して、読んでみよう。


(22)中背の、がっしりした男で――角張ったあご、太い首、くちひげ、目はマスクで隠されていたということです」「いまいち曖昧だな」と、シャーロック・ホームズは言う。「だってそれじゃあ、ワトスンのことかもしれないぞ!」「そうなんですよ」と警部はたいへん愉快そうに言う。「これはドクターのことかもしれませんな」「ま、残念ながら手伝えないよ、レストレイド。実はさ、このミルヴァートンというやつのことを知っていてね。ロンドンでいちばん危険な男のひとりだと思っていたし、ある種の犯罪は法の手をいれることができないとも思う。つまりだね、ある程度は、個人的な復讐というのもありだと思うんだよ。いや、議論は無用だ。ぼくの心はもう決まっている。どちらかというと被害者よりも加害者の方に同情してるからね、この事件を扱うつもりはない」**我々が目撃した悲劇についてホームズはひとことも言ってくれなかったが、よく見れば、ホームズもその朝ずっと物思いにふけっていた。ぼんやりとした瞳や、身の入っていない仕草からして、何かを思い出そうとしているのだと思われた。昼食中、ホームズはとつぜん席からとびあがって「わかったぞ、ワトスン、わかった!」と叫んだ。「さあ帽子をかぶってついてくるんだ!」全力疾走でベイカー街からオックスフォード街に入り、まもなくリージェント街というところまできた。そこの左手には当代の貴顕麗人の写真を並べたショーウィンドウがある。その中に、宮廷服を身につけた貴婦人がいて、ダイアモンドをあしらったティアラが品のよい顔を飾っていた。優美な鼻、くっきりとした眉、まっすぐの口元、ほっそりしていながら力強いあご。彼女の夫の、偉大な貴族であり政治家であったことを示す華やかな肩書きを読んで私は息をのんだ。ホームズは私と視線を交わすと、唇に指をあてた。そして、我々はそのウィンドウから離れていったのであった。

アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle
翻訳:枯葉




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「チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン」は終了しました。次回から「株式仲買人」です。お楽しみに。










 059.gif~ 明後日も見に来てね ~059.gif



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