シャーロックホームズ(179)

 

ご来訪ありがとうございます。本ブログが初めてであれば、「はじめに」をお読みくfad99a27d37320dec4c57b4c8e09bad9_s.jpgださい。ところで、あなたは漢字の綴りが書けたら、あるいは、語彙が豊富だったら、と思ったことはありませんでしたか ‥ 。本ブログは、「小説文中の漢字を数列に置き換えておけば、訪問者は、変換表と数字の並び方をヒントに「数列を漢字の読みに直し、直した読みを漢字の綴りに直してくれるのではないか」という発想から生まれたものです。数列を解読しながら、小説を読み進めていくうちに、漢字の綴りを覚えることができ、語彙を豊かにすることができます。

さて、このブログはどこに面白さがあるだろうか。‥ それは「数列の区切り方」と「ストーリー」にある、と思う ‥ 。

解読は、数列を漢字の読みに変換するところ、数列を区切る ?!?!?!? ところから始まりますが、区切るのはそんなに単純ではありません。いろんな区切り方があるので、迷います。しかも、区切り方を間違えると、意味不明で脈絡のない文字列ができるので、思わず苦笑してしまいます。 ﹏ ≻_≺  それでも「数列にどんなことば(漢字混じりの語)が入るのか」推測するのは楽しい~♪。
すなわち、「語彙力、解析力、推測力、直感力」で数列分割するところに、「パズルとしての面白さ」があります。

今回お届けする小説文は「シャーロックホームズ物語」です。論理的に書かれた推理小説ですが、その背景は西暦1900年少し前のガス灯・馬車・電報が出てくる英国ヴィクトリア朝時代。古臭いけどノスタルジーを感じられるところに、そして、探偵業を生業とするホームズが友人で助手で伝承作家でもあるワトスン博士といっしょに事件を解決するところに、「ストーリーとしての面白さ」があります。

本日の小説文はその中の「蒼炎石(25回出題)」です。あらすじ・解説を読みたい人は「青い紅玉」をクリックしてください。ネタバレになりますが、数列抜きの問題文を読みたい人は、おもしろ「ことば変換」の文をお読みください。

前後の句や文脈によっては、その数列にどんなことばが入るか推測できる場合があります 。推測できるかどうか確認の上、解読してみてください。

<収録作品(目次)>
ボスコム谷の謎、ボヘミアンスキャンダル、赤毛連盟、五つのオレンジの種、唇のねじれた男、蒼炎石、まだらのひも、空家の冒険、グローリア・スコット号、ライギット・パズル、悪魔の足、ノーウッドの建築家、患者兼同居人、曲れる者、チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、株式仲買人、三人の学生、自転車乗りの影、踊る人形、サセックスの吸血鬼、土色の顔画、同一事件、緋のエチュード、瀕死の探偵

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下の変換表を見ながら、数列をカナ文字 ( カッコ付きの数字は小文字 )に直し、直したカナ文字を漢字または漢字と送り仮名に直してください。マウスカーソルを数列の右隣りに近づけると、答えが現れます。



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(25)でもたちまち全部111402202で、どこへ売ったかも何も教えてくれません。今晩あなたもあの男から話を聞きましたね。そうです、いつもあの調子で。姉は私がおかしくなったと思っています。ときどき自分でもそうじゃないかと思います。ええ、もう……もう私は、私には泥棒の烙印が押されてるんです。結局宝も手に入ってないのに、そのために人の心を売ってしまいました。ああ天の主よ! お救いください!」おもむろに男はすすり泣きを始めて、顔を両手で10103のだった。長い沈黙が流れた。聞こえるのは、男の深い呼吸と、シャーロック・ホームズが指先で机の隅を342123412にこつこつと叩く音だけ。しばらくして我が友人は立ち上がり、扉を開け放した。「失せろ!」とホームズが言う。「ええっ!あ、ありがとうございます!」「何も言うな。失せろ!」何も言う必要はなかった。そそくさ、階段をととととと、戸口をばたん、そして通りからどたばたという駆け足の音。「つまるところ、ワトソン。」ホームズが手を伸ばして陶製のパイプをつかむ。「僕は警察の尻ぬぐいに雇われているわけではない。ホーナが窮地にあるなら話は別だが、あの男が出廷してホーナに不利な証言をすることはあるまいし、よって130(33)22(123)3も不可能になるしかない。どうも勝手に144140142をしてしまったようだが、それで人の魂を救うということも、まあありうる。あの男は今後まっとうに生きるだろう。まったく、あれはおびえすぎだ。牢にぶち込もうものなら、やつは死ぬまで罪に40124134132続ける。それに、今は赦しの季節だ。偶然から僕らは、気まぐれで不思議な事件に出会えたわけで、そいつを解決できたのだから、僕としては上々だ。もし面倒でなければ呼び鈴を鳴らしてくれないか、博士。もうひとつ32(123)321と行こう。次も、鳥が第一の問題だよ。」
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                                       〰  おもしろ「ことば変換」〰               gatag-00013787.jpg

  左下パーツ枠内に下の文をコピペし、好きな語を選択後、変換ボタンを押してみよう。変換語によっては面白いですよ。


(25)でもたちまち全部完売で、どこへ売ったかも何も教えてくれません。今晩あなたもあの男から話を聞きましたね。そうです、いつもあの調子で。姉は私がおかしくなったと思っています。ときどき自分でもそうじゃないかと思います。ええ、もう……もう私は、私には泥棒の烙印が押されてるんです。結局宝も手に入ってないのに、そのために人の心を売ってしまいました。ああ天の主よ! お救いください!」おもむろに男はすすり泣きを始めて、顔を両手で覆うのだった。長い沈黙が流れた。聞こえるのは、男の深い呼吸と、シャーロック・ホームズが指先で机の隅を定期的にこつこつと叩く音だけ。しばらくして我が友人は立ち上がり、扉を開け放した。「失せろ!」とホームズが言う。「ええっ!あ、ありがとうございます!」「何も言うな。失せろ!」何も言う必要はなかった。そそくさ、階段をととととと、戸口をばたん、そして通りからどたばたという駆け足の音。「つまるところ、ワトソン。」ホームズが手を伸ばして陶製のパイプをつかむ。「僕は警察の尻ぬぐいに雇われているわけではない。ホーナが窮地にあるなら話は別だが、あの男が出廷してホーナに不利な証言をすることはあるまいし、よって立証も不可能になるしかない。どうも勝手に減刑をしてしまったようだが、それで人の魂を救うということも、まあありうる。あの男は今後まっとうに生きるだろう。まったく、あれはおびえすぎだ。牢にぶち込もうものなら、やつは死ぬまで罪に囚われ続ける。それに、今は赦しの季節だ。偶然から僕らは、気まぐれで不思議な事件に出会えたわけで、そいつを解決できたのだから、僕としては上々だ。もし面倒でなければ呼び鈴を鳴らしてくれないか、博士。もうひとつ調査と行こう。次も、鳥が第一の問題だよ。」


アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle
大久保ゆう訳


上の文のことばの意味を調べたい人は、その部分をコピーしたままGoogleボタンを押し、検索枠にペーストしてください。

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「蒼炎石」は終了しました。次回より「まだらのひも」です。お楽しみに。



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